Diary


2021サマーフェスティバルご来場ありがとうございました!

2021 8月1日に大阪フェニックスホールにて

『サマーミュージック フェスティバル大阪2021』

(第2夜、第3もお聴き逃しなく!)

私は今回、第1夜の

ギターカルテットで出演してまいりました。

左から 宇田奈津美 山中由美子 佐久間優 太田真佐代

そういえば、演奏時の写真がないので、、、またアップしますね。。!

この日はたくさんの音楽家の方々が出演されていましたが、

バスクラリネットを演奏されていた、福井聡さん、こんな音が美しい音がするんだと思いました!

また、4年前にボッケリーニの弦楽で第2ヴァイオリンで共演させていただいた、ヴァイオリ二スト佐野智子さんとも再会、お話出来き嬉しかったです。

後半では先生でもあったギタリストの濵田圭先生とヴァイオリニストの八幡順さんとの

名曲ピアソラの『タンゴの歴史』の熱演もありました!

他にもたくさんの演奏家で3時間の熱い音楽コンサートとなりました。

お客様も大満足だったのではないでしょうか?

次の日からは大阪は緊急事態宣言ですが、

こうしてお客様にもご来場いただき、今年も行えたこと。。

ほんとに感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいです。

また何より限られた時間の中で、

毎回演奏の水準も上がっていくカルテットのメンバー。

美しいギターの音世界がホールに響いていたらしく、

まだもっと聴きたい!とのご意見をたくさんいただきました。

みんな音を大切に考えているギタリストなので、

そうだろうな、、と我ながら思います。

基本的な事ですが、

『音』というのは、

『空気の振動』ですね。

本当のところ、

その楽器の音色は『生』でしか伝わらない。

『その空間で、その瞬間』

特に繊細なギターの音色は、YouTubeではやはり限界があるんですよね。

なので、会場の響きを考慮し、利用しながら

楽器の音を引き出し演奏しないといけない。

会場は大事な要素なので、

『会場も楽器である』と思います。

それには体全体で響きを感じ、

空気を振動させて発音する、

熟練した経験が必要になってきます。

どのように響いているのか?

相手の立場に立って想像して弦をはじかないといけない。

この事は決して家で練習を重ねたからできることではなく、

長い間の演奏経験で半ば培っていくものだと思います。

このメンバーはそういった感覚を皆一人一人持っているので、

自然と音が混ざりやすく、

ハーモニー(響き)になるのだと思います。

人との距離を言われる時代ですが、

やはり音楽家である以上、

生演奏にはこだわりたいです。

もうね、やっぱり全然違いますから。

カルテットといえば、、、

歴史的に見ても

世界レヴェルの作曲家は、

カルテット作品の大曲、名曲、をまず絶対に書いているし、

もっとも音楽の完全な形を再現できる理想的な演奏形態であるとも言えます。

ゆえに、カルテットは高い水準を求められる、、最も難しい、やりがいのある事かもしれませんね!

また来年はどうなるか?

乞うご期待ください!!

最後に

ご来場くださった皆様、

本当にありがとうございました!!



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